1日25時間の概念

地球の自転は、24時間で1周ですが、実は人の体内時計は1日25時間になっているということを
ご存知でしたでしょうか?

私たちは、1日が24時間だから、人の体内時計も24時間周期で活動していると思いがちですが、
それは間違いなのです。

但し、厳密に、何故25時間なのかは特定できていませんが、様々な実験や統計により、
1日25時間ということは定義づけられています。

では、私たちが1日24時間にどう適応しているのでしょうか?

これも実は、睡眠に関係があります。

普通なら、1日1時間ずつ、体内時計がずれていくと思いますが、夜ぐっすり寝て、朝日を浴びることで、
体はリセットされます。

つまり、太陽が私たちの体内を、地球の動きに適応できるようにコントロールしてくれているのです。

逆に、朝太陽の光をしっかり浴びないと、体内時計は崩れます。

体内時計が25時間のままリセットされないと、睡眠はおのずと不規則になります。

こういったことが、夜寝て朝起きるという、人間本来の規則性を乱すことになるのは、言うまでも
ないことでしょう。

また私たちは、規則正しい睡眠そのものを守れなくなってきています。

それは、夜も光のある暮らしをするようになったからです。

ですから、本当のところは、夜はできるだけ暗くして睡眠しやすいようにし、朝日がしっかり入るように
工夫して寝ることが一番なのです。

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