寝具の問題
寝具が不眠に与える影響は本当に大きなものです。
またそればかりでなく、寝具は、人が眠っている間、ずっと体を支え、また疲れを取ってくれるための
大切なものなので、寝具が合わないことで、体調不良も生じやすくなります。
ですから、寝具というのは、値段に左右されず、きっちり自分の体に合うものを選んで購入するのが、
本来一番望ましいのです。
さて、あなたは本当に寝心地のいい布団で寝ているでしょうか?
起きた時に、背骨や首周りが痛くなったりしていませんか?
敷布団(及びベッドのマットレス)は、その硬さが自分に合っていないと、体に無理な力が入り、
それが睡眠を阻害する原因になります。
そして、枕の高さも重要です。
ある統計によると、寝ている姿勢で首から頭頂部の角度を測った場合、15度というのが、一番熟睡
できるという結果が得られたそうです。
勿論、人によって角度は違うのかもしれませんが、15度より極端に高い位置で寝る人、また低い位置で
寝る人は、そのことが不眠の原因になっている可能性があります。
寝具全般に言えることはもう一つ、その素材によっては、アレルギーを起こしやすいということです。
アレルギー体質の人は、寝具と密着することで眠りを阻害されているかもしれません。
寝ている間、ずっと鼻がムズムズしているようでしたら、寝具を取り替えるべきだと思います。