カフェイン摂取
カフェインは、覚醒作用があるとして、広く知られています。
ですから、カフェインを含有するコーヒーを沢山飲むと、「今晩眠れなくなるかも」と、
よく人は言います。
このように、カフェインに対しては皆さんがある程度知識があり、それが原因で眠れなくなることも
わかっていると思いますが、カフェイン含有物は、皆さんが知る以上に多くあるので、その点を
見直してみて、自分の不眠の原因を探るといいでしょう。
カフェインは、1度に150mg以上の摂取から効果が現れます。
コーヒーでいうと、カップ2杯分の量です。
ですから、1杯くらいなら眠りを阻害されない可能性もあるのです。
しかし、カフェインに敏感に反応しやすい体質の人には、少量の摂取でも不眠の原因になります。
更に、緑・紅茶の全種類にカフェインが含まれるだけでなく、ウーロン茶、コーラ、栄養ドリンク、
チョコレートなどにも含まれているのです。
カフェインは、摂取30分後から効果が出始め、3時間後にはそのピークを迎えます。
効果がすっかりなくなるまでには、更に2~3時間必要で、摂取してからトータルで5時間後を目安に、
カフェイン効果は消滅します。
そこから逆算すると、寝る5時間前から、カフェインは一切摂取しないほうがいい、ということに
なります。
食後のデザートのチョコレートで眠れなくなる可能性があるので、十分に注意してください。