体調不良
私たちが体調不良の時、普段よりも多く寝る時と、全く眠る時間がない時があります。
筆者は5年ほど前にノロウイルスに感染しましたが、高熱があり、すっかり体力を消耗していて
ぐっすり寝たいにも関わらず、1時間おきにトイレに行って戻していたので、結局全く眠れませんでした。
このように、体に異常が起きている時は、その質により、睡眠を大きく左右します。
普通、高熱などで体力を消耗する一方である時は、人は眠ることでその体力を温存しようとします。
つまり、具合が悪い時は、人間は良く寝ることもあるのです。
反対に、眠れなくなることも多くあります。
例えば、体に痛みやかゆみの症状が出ているときは、そちらに気を取られて眠れなくなるでしょう。
その種類は無限に挙げることができます。
アトピー性皮膚炎によるかゆみ、腰痛や肩こり、アレルギー症状でのかゆみや鼻づまり、冷え性、
そして、頻繁に尿意を感じる膀胱炎などです。
これらは、睡眠に対する欲求より、その症状のほうが存在が大きいために、そちらに気を取られて
眠れなくなる原因になります。
大きな怪我をし、全治1~2週間というものであれば、その時の睡眠不足は完治後に解消されるでしょう。
しかし、腰痛や肩こり、冷え性は、慢性的に症状が出るものです。
このような体の疾患で眠れない場合は、自分の努力で体質改善を行うことが、最も必要になります。