睡眠不足症候群

睡眠不足症候群とは、慢性的な睡眠不足が3ヶ月以上続いている状態のことです。

そして、これはれっきとした病気で、その項目はWHO(世界保健機関)のリストにも掲載されています。

私たちが「睡眠不足気味だ」と感じているならば、この症候群に該当する可能性があります。

また更に、一日平均睡眠時間が4時間や5時間で、日中強烈な眠気をもよおすことが多い人は、
自覚がなくても「睡眠不足症候群」に該当します。

そこが、怖いところです。

私たちは普段、仕事が忙しくて、睡眠時間確保を後回しにしがちです。

そのことで、慢性的な不眠状態を招き、健康や精神状態に悪影響を及ぼしている可能性があるのです。

そして「ロングスリーパー」と呼ばれる、平均より長い8~10時間の睡眠が必要な体質の人が、
自身のそのような体質に気付かず、6時間ほどの睡眠を維持しているケースもあります。

それもまた、睡眠不足症候群になり得るのです。

仕事を理由に日々の睡眠時間を減らす傾向のある人、また夜更かしの傾向にある人も含めて、
自分の睡眠が本当に足りているのかどうか、確かめてみる必要があります。

睡眠不足により、思考能力が弱まったり、疲れが取れなかったりすることは、私たちが日常で
よく経験することです。

それが蓄積されると、一番ひどい例で言えば、過労死などに至るケースも考えられるので、
注意が必要なのです。

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