入眠障害
入眠障害とは、寝付きが悪い状態のことで、不眠症の一種に該当します。
勿論、「寝過ぎて眠れない」状態は別として、問題なのは、一定の睡眠を保っているのに
眠れなかったりするケースや、昼間強烈な眠気に悩まされるにも関わらず、寝付きが悪い
ケースなどです。
そして、寝付きが悪ければ、然るべき睡眠時間を確保したにも関わらず、睡眠不足を招く
きっかけになります。
布団に入って、すぐに意識がなくなってしまうくらいが理想なのです。
入眠障害が起こる理由は、幾つか考えられます。
まず単純に、寝る環境が悪いことです。
明るすぎる部屋、騒音に囲まれた部屋では、入眠は簡単に阻害されます。
また、心理的要因も、見逃せない理由の一つです。
ストレス過多に陥ると、入眠に影響が出ます。
また、よくあるケースでは、翌日にワクワクするようなことが待ち受けていると、興奮して
眠れなくなることがあります。
ストレス過多も興奮状態も、体がリラックスしていない証拠です。
私たちが快適な寝具を求めるように、精神的にも快適な状態にならないと、眠ることはできません。
内からも外からもリラックスすることが必要です。
最後に、覚醒作用の強いものを飲食すれば、当然入眠できません。
リラックスしたいからといって、うっかり緑茶を飲むこともまた、入眠の邪魔をすることになるのです。
ですから、寝る前に何を口にするかも、重要になってきます。