むずむず脚症候群
むずむず脚症候群とは、夕方辺りから、脚に対して強い不快感を覚え、それを気にするあまりに
眠れなくなる、というものです。
その脚の症状は、「むずむずする感じ」「しびれている感じ」「痒さを伴う不快感」という、
何とも例え難いものです。
しかし、とにかく強い不快感を伴うので、それを何とかしたいが為に、脚をこすり合わせたり、
症状がひどい人は、一度起き上がって歩き回ることもあります。
こういった行動が、余計に眠れない状況を引き起こすのです。
本人には、何故こんな脚の不快感があるのか見当もつかず、また例えようもないために誰かに
相談することもせず、結果的にストレスを蓄積させることになります。
そしてそのストレスが、うつ病を招くことがあるので、むずむず脚症候群には治療が必要です。
何故このようなことが起こるかという点については、大きく「鉄欠乏状態」と「ドーパミンの機能低下」が
挙げられます。
そのほかにも、遺伝的要因もあると言われていますが、鉄欠乏状態の場合、貧血気味の人が、
この症状に襲われることが考えられます。
また、妊婦、過去に脊髄の治療をしたことがある人も、むずむず脚症候群になる可能性があると
言われています。
もし、睡眠専門のクリニックなどを見つけることが可能なら、そちらで相談してみるといいでしょう。