音楽でリラックス
音楽は、人をリラックスさせる効果が絶大です。
そのことを精神医療に応用した「音楽療法」というのもあるくらいなので、寝る前に音楽を聴く習慣を
つけることで、入眠に入りやすくなる可能性があります。
人は自分にとって心地いい音楽やリズムを聴くと、皮膚の温度が上がり、そのことが血液の循環を
良くします。
また、筋肉が緩んでまどろんだ状態になります。
こうして、皮膚からの体温上昇、筋肉のリラックスした状態が、睡眠を誘発するのです。
また、自分で選んだ音楽なので、聴きながら不愉快になることもなく、副交感神経が刺激され、
それも眠りに結びつきます。
人はそもそも、生活音に囲まれて生活していて、静かな環境でも、外から何かしらの音を拾って
聴いているものです。
音が全くない状態のほうが不自然で、音のないところにずっといると、人の精神は不安定になると
いいます。
そういう意味でも、適度に音楽を聴きながら過ごすことは、心の健康にもいいのでしょう。
しかし、極端にうるさい音楽、ロックやテンポの速いJ-POPなどは、交感神経を刺激し、覚醒作用を
もたらすので、よくありません。
外で道路工事をしていて、うるさくて眠れないのと同じことになります。
スローテンポの、ほんわかした音楽で、自分の好みに合ったものを、是非見つけ出してみてください。
睡眠導入剤を使うより、ずっと快適で健康的な睡眠が得られるはずです。