日中の短時間睡眠
普段どうしても寝不足になりがちという人には、短時間の昼寝をすることをお勧めします。
とはいえ、あくまで「昼寝」と呼べる時間帯迄に留めてください。
夕方以降に仮眠を取ると、今度は夜眠れなくなります。
まず、昼寝をするときには、午後2時~3時くらいまでの時間に、20分程度、というのが一番望ましいです。
この睡眠時間を越えると、深いノンレム睡眠に入り、起き上がってもすっきりしないので、昼寝が逆効果に
なってしまいます。
人は眠りに入ると、その30分後までに一気にノンレム睡眠に至ります。
ノンレム睡眠を過ごすことで、疲労が取れるので、ノンレム睡眠を取ることが望ましいのです。
しかし、深いノンレム睡眠に至る前に起きなくてはならないので、20分前後を目安にしたほうがいい
というわけです。
そのことで、適度にノンレム睡眠が得られ、それと共に疲れもある程度取れているので、その後の仕事や、
やるべきことに対する支障は最小限で済みます。
昼寝の時間帯を見つけるのが難しいという人も中にはいるでしょう。
しかし、忙しいサラリーマンにも、昼食時間が1時間ほどあるはずです。
そういう時間の隙を見計らって、15分や20分の睡眠を取ると、午後の仕事に支障が出ることなく、
質のいい睡眠を得ることになります。
また、職場での睡眠が難しい人は、通勤時間などを利用して、仮眠を取るといいでしょう。